ペロブスカイト太陽電池
ペロブスカイトと呼ばれる
結晶構造を用いた太陽電池。
産業技術総合研究所によると、
塗布や印刷技術で量産できることから
- 低コスト化が期待できる
- ゆがみに強い
- 軽量化が可能
- シリコン太陽電池では設置できない場所に設置できる
「薄く軽くフレキシブル」という特性。
次世代の太陽電池として注目。
政府もペロブスカイト型太陽電池を
2030年までに普及させる方針。
国策として、今後開発の
加速が予想されている。
銘柄紹介
4960 ケミプロ化成(株)
ペロブスカイト太陽電池を
テーマとして、最近上げている銘柄。

ケミプロ化成の材料
ケミプロ化成<4960>は、
紫外線吸収剤で培った技術を応用し、
ペロブスカイト太陽電池の
発電効率向上に貢献する
機能性材料を開発中。
2025/04/04
ケミプロ化成株式会社が推進する「ペロブスカイト太陽電池信頼性向上のための新規キャリア輸送材料の開発」が、国立研究開発法人 産業技術総合研究所、福島再生可能エネルギー研究所の2025年度 福島国際研究教育機構(F-REI)委託事業「被災地企業等再生可能エネルギー技術シーズ開発・事業化支援事業」の太陽光発電分野での個別企業型事業課題『新規キャリア輸送材料の膜質及び膜厚最適化による高信頼性ペロブスカイト太陽電池開発』に採択されました。
太陽電池の普及・拡大が進むなか、
ペロブスカイト太陽電池は、
発電効率が高いだけでなく、
軽量かつ多様な使い方が可能であり、
広く実用化されることが
大いに期待されています。
期待されるペロブスカイト太陽電池の
発電効率向上に寄与する材料開発を
精力的に進め、社会課題の解決と
産業発展に貢献する。
メーカーおよび関連企業
ペロブスカイト太陽電池は、
- 積水化学工業:ロール・ツー・ロール方式(フィルム型)で世界トップ級の技術を持ち、2025年に量産を開始する。
- パナソニックHD:建材一体型のガラス型を開発、2026年からの試験販売を計画。
- 東芝:フィルム型で高い変換効率を持つメニスカス塗布法を開発し、タンデム型(ペロブスカイト+シリコン)の実証実験を実施。
- カネカ:ポリイミド基板を用いた超薄型ペロブスカイト太陽電池を開発し、高効率を実現。
- エネコートテクノロジーズ:京都大学発のスタートアップで、フィルム型で高い耐久性と発電性能を持つ「どこでも電源R」を開発。
- アイシン:酸素や水に強い薄板ガラス基板を採用したガラス型を開発、実証試験を推進。
- 株式会社PXP:独自技術を用いた薄膜太陽電池の実証を日揮ホールディングスと連携して実施。
- 株式会社倉元製作所:ペロブスカイト関連部材の開発を手掛ける。
などが開発・実用化を推進する
次世代太陽電池です。
特に積水化学は100MW規模の
生産設備を導入し2025年以降の
量産化を表明しており、
薄く軽く曲がる特性を活かし、
建物壁面や耐荷重の低い屋根向けの
市場開拓を先行しています。
関連企業・材料メーカー
- 伊勢化学工業: ペロブスカイトの原材料となるヨウ素で世界有数のシェア。
- 日本電気硝子株式会社: 基板用ガラス関連。
- 三菱ケミカルグループ株式会社: 材料開発。
積水化学はシャープの堺工場跡地を活用し、
2030年にGW級(ギガワット級)の
製造ライン確立を目指す。
従来のシリコン型では難しかった、
公共施設や工場、倉庫の軽量屋根・壁面への
設置が想定されています。
既存のシリコンパネルと
組み合わせることで
高効率化を図る開発が、
東芝やカネカにより進められている。









